MIZUNO WAVE REBELLION 2（ウエーブリベリオン 2）シリーズ体験レポート！
こんにちは！
cross✘編集部のタジマです。
箱根駅伝の開催が近づく中で、様々なメーカーが新作を発表していますね。
先日、mizunoのランニングシューズ新製品発表会にご招待いただいたので、新作を一足早く体験してきました。今回の新製品は、スピードを重視するトップランナー向けです。
WAVE REBELLION 2（ウエーブリベリオン 2）シリーズ
「ウェーブリベリオン」シリーズは、今年1月に初代モデルとして発売され、今回は第2弾「ウェーブリベリオン2」シリーズの発売となります。今回のシリーズで特に追求したポイントは、「反発」。スピードランナーにとって求める声が高い部分である「反発」を、高い次元でレベルアップしているとのこと。
シューズ以外にもアパレルなど様々な製品を開発しているmizuno製品の開発者の中で、「人を速く走らせる」こと（スピードランにおけるスムーズネス）に特化したプロジェクトチームによって開発された本シリーズ。
既存の概念にとらわれず、スピードランナーのために少しでも良いものを開発しようとする精神が、常に新しく革新的な製品の誕生に繋がっています。
（左から、ウェーブリベリオンソニック2、ウェーブリベリオンプロ2、ウェーブリベリオンフラッシュ2）
今回は、実際に体験した「WAVE REBELLION PRO 2（ウエーブリベリオン プロ 2）」、「WAVE REBELLION FLASH 2（ウエーブリベリオン フラッシュ 2）」の2足をレポートしていきたいと思います。
サブ2.5を目指すランナーへ
WAVE REBELLION PRO 2（ウエーブリベリオン プロ 2）
mizunoが製品開発を行う上で大切にしていることは、「実際の声を聴くこと」。国内外問わず、たくさんのところに足を運び、選手の声を聞きに行くことで、ランナーが求める理想のシューズを日々追求しています。
WAVE REBELLION PRO 2（ウエーブリベリオン プロ 2）も同様に、開発者の努力と選手の声から生まれました。「スピードは反発に宿る」とあるように、今回、選手のフィードバックから得たのは、「反発」。
シューズの形状から特徴的で、かかとのないつくりとなっています。
わたしも実際に履いて走らせていただきましたが、これまでに感じたことのない反発を体験しました。普通に立っているだけでも、前に踏み出してしまいそうですが、走り出したときには、これでもかというくらい前に進むのをサポートしてくれます。シューズの形状もあり、基本姿勢が前重心になりますね。
また、このシューズを履いてみて、最も印象的だったのは、足裏の柔らかさ。
個人的に足裏の固いシューズがあまり好みではないので、履いた時の衝撃を吸収してくれるようなクッションの感じには、感動しました。
柔らかさにもいろいろ種類がありますが、もっちりした感じが近いかもしれません。弾力があるので、アスファルトを走っても、足裏が全く痛くありません。
そして、スピードをあげるほど前に反発して進んでいくので、気づいたら普段のペースより速く走っていました。
履き口は、メッシュ素材。軽やかで、窮屈感は一切なく、快適でした。
ただこのシューズの機能を生かすには、履きこなすための練習が必要になるのだなということを実感しました。
それでも、今まで体験したことのない形状のシューズだったので、新鮮で楽しかったです。
サブ3～4.5を目指すランナーは
WAVE REBELLION FLASH 2（ウエーブリベリオン フラッシュ 2）
こちらは、サブ3～4.5（※フルマラソンを3時間～4時間半以内に走る）向けのシューズ。先ほどのウェーブリベリオンプロ2と比較すると、シューズの機能としては扱いやすい、癖の少ないつくりとなっております。
前作の初代ウェーブリベリオンフラッシュと比べると、大幅なアップデートが施されているとのこと。
一番のポイントは、mizuno独自の機能である「スムーズスピードアシスト」がウェーブリベリオンフラッシュ2にも搭載されたという点。多くのランナーから好評を得ている機能です。それによって、フォアフット・ミッドフット走行時のふくらはぎ周辺の筋肉負荷をサポートし、負担が軽減されます。
反発性も欲しいけど、安定性を求めるランナーの方はこちらのシューズがおススメです。
こちらのシューズも実際に履かせていただいたので、「WAVE REBELLION PRO 2（ウエーブリベリオン プロ 2）」との履き心地の違いをレビューさせていただきます。
まず、シューズが自分のランニングを引っ張っていってくれているように感じた「WAVE REBELLION PRO 2（ウエーブリベリオン プロ 2）」に対して、「WAVE REBELLION FLASH 2（ウエーブリベリオン フラッシュ 2）」は、自分の走力にシューズがサポートしてくれるといった点で大きな違いを感じました。
足裏の感じも、「WAVE REBELLION FLASH 2（ウエーブリベリオン フラッシュ 2）」の方が固めで、左右へのブレはほとんどありませんでした。
自分で走っている感覚がしっかりあるので、スピードの調節もしやすく、記録も狙えるシューズです。
履きこなすための練習は、「WAVE REBELLION PRO 2（ウエーブリベリオン プロ 2）」ほど大変ではなさそう。
もっとも身近なWAVE REBELLION SONIC 2（ウエーブリベリオン ソニック 2）
ランニングをはじめて、少しスピードをあげて走りたいランナーにおすすめなのが、「WAVE REBELLION FLASH 2（ウエーブリベリオン フラッシュ 2）」。
mizunoの人気商品・多くのランナー向けの商品である「ウェーブライダー」と同じ足型であるため、「ウェーブライダー」に近い安心感があるとのこと。「ウェーブライダー」の要素もありつつ、「ウェーブリベリオン」ならではのスピードを意識したシューズも味わえて、一番挑戦しやすいのではないかと思います。
今回は試し履きしませんでしたが、いつか履いてみたいです！
日頃お世話になっている元編集長の一言をお借りしますが、
普段のランニングシューズが一般自動車だとすると
今回のシューズはレースカーで、それくらい履きこなすのが難しいとのこと。
ゆっくりランナーの私からしたら、なかなか履くことはないタイプのシューズなので、本当に貴重な体験をさせていただきました。シューズの特性ごとに履き心地が全然違い、楽しかったです！
2024年1月2日～3日には、箱根駅伝が始まりますね。
どの大学がどのシューズを履いているのかにも注目して、応援したいと思います！
製品情報
「WAVE REBELLION 2（ウェーブリベリオン2）」シリーズの特設サイトはコチラ
■WAVE REBELLION PRO 2（ウエーブリベリオン プロ 2）
2023年12月22日(金) 販売開始
■WAVE REBELLION FLASH 2（ウエーブリベリオン フラッシュ 2）
2024年1月19日(金) 販売開始
■WAVE REBELLION SONIC 2（ウエーブリベリオン ソニック2）
2024年1月19日(金) 販売開始