ミズノ史上最高のレーシングシューズが誕生!
レースシーズンに入り、レース向けのシューズを探している人も多いのでは?今回は、11月26日、ミズノより発売される2モデルのレーシングシューズを紹介。ミズノが主催したランニングイベントでその履き心地をレポート。
今回ローンチするのは、「WAVE REBELLION PRO 3」と「WAVE REBELLION LOW」の2モデル。
「WAVE REBELLION PRO 3」¥29,700/ミズノ
特徴:フォアフット接地の選手向けに設計。爆発的な反発性を生み出せるという根拠には、特殊なソールのテクノロジーがある。
- 特許を取得した「SMOOTH SPEED ASSIST」という底面構造採用。踵部分の接地面をなくし、そのほかの接地エリアをより広くフラットに改良。フォアフットランナーがより効率的に走れるよう、ふくらはぎへの負担を軽減させる。実際に4.3%ふくらはぎの筋の負担を軽減するという結果も出ている。
- 新たなミッドソールフォーム「Mizuno Enerzy xp」は「Mizuno Enerzy」よりも柔らかく、反発性にすぐれ、軽量性もあげた。
- カーボンプレート「MIZUNO WAVE」搭載で、スムーズな体重移動をサポートする。
走り心地:ミッドフット接地の筆者にとって、履いた瞬間思わず声が漏れてしまうほどの今までに感じたことのない足入れ心地。踵が地面につかない設計になっているせいか、立っているだけで自然に腹筋に力が入る。走ってみると想像以上のクッショニングの高さに驚く。ウィンドスプリントなど、ペースをグッと押し上げた時に自然と足が回転していく感覚があった。
「WAVE REBELLION PRO 3」¥29,700/ミズノ
特徴:ミッドフット接地のランナーに向けて、PRO3とほぼ同レベルのテクノロジーを採用しつつ、踵部分の角度がもう少しマイルドになっているタイプ。
走り心地:PRO3と比較すると、爆発的な推進力は感じなかったものの、クッショニングに優れ、軽さを感じる。インパクトには欠けたものの、筆者のようなファンランナーにとって総力を押し上げてくれるようなスペックの高さを感じた。シュータンがスエードのような素材で柔らかく、アッパーの締め付けを感じさせなかったのもポイントだった。
新年のニューイヤー駅伝、箱根駅伝に参加する選手の足元とスピードが楽しみを増やしてくれるこの1足。サブ3ランナーなど走力に自信のあるランナーにはぜひこの履き心地を実感してみてほしい。
取材・文/荒川千絵