キャップ・帽子の洗い方[スポーツ×クリーニング]
こんにちは。
相模原でクリーニング屋を営んでいる林です。
クリーニングに関連することを毎週ブログに更新しておりますが、アウトドアやスポーツについての過去の記事を《CROSS×》に寄稿させていただいております。
今回は、2020年4月に掲載した「帽子の洗い方」をリライトしました。
スポーツ,アウトドアシーンでも、帽子やキャップは良く使用すると思いますので、是非参考にしてみてください。
普段なかなか洗わないものを洗う
今回は冬の釣りでお世話になったキャップを洗います。
洗濯表示をチェック
帽子は洗濯表示がついているものがほとんどです。
左上のマークに×がついているもの、洗濯表示がついていないものは洗わない方がいいです。
※一見洗えそうなNew Eraの帽子も今回の方法は避けた方がいいです。
型が崩れせっかくのシルエットが台無しになります。
洗い
帽子で1番汚れやすいのは内側のおでこに触れる部分です。
洗濯用固形石鹸でブラシを使ってあらかじめ汚れを落としておきます。色落ちが心配な場合はこの後に使う洗濯用中性洗剤の原液を直接塗り付けブラシでこすります。
歯ブラシを使ってもOKです。
ここだけは40°cの温水、他の作業は常温を使用しています。
色落ちが心配な場合はここも常温がいいです。
洗濯用中性洗剤を適量投入し、優しく押し洗いします。(私はエマールを使用)
濯ぎ
すすぎも上から押して優しく。
泡が出なくなるまですすぎます。
脱水・乾燥
もはや定番の内側にタオルをつめて脱水です。
直射日光の当たらない所で網のようなものの上に乗せ、平干しします。
夏用の帽子もキレイでしたがついでに洗いました。
必ずしも必要はありませんがアイロンをすると多少シルエットがしっかりします。アイロン台の角を使うといいです。
よきかな。
今回はキャップを洗いました。
約10年ぶりに週1回の休みをGETし、
今年は釣りをしまくるぞー!と意気込んでいた矢先のこの事態。
しかし、私のこの10年で培った忍耐力、妄想力たるや、なかなかのものです。
じっと耐え、大海原に竿を振る日を妄想し、ニヤニヤしながら黙々とキャップを洗うのです。
~技術と信用の店~ クリーニング林