[REPORT]シューズトライアル2020で見つけた サッカニー「エンドルフィン・プロ」
ランニングファンを対象に開催されたシューズの試走会「シューズトライアル2020」 会場となった東京・有明にある東京臨海広域防災公園へとお邪魔し、私“佐野千晃”が話題のシューズブランド「サッカニー」のエンドルフィン・プロを試してきました♪
晴天に恵まれた広大な公園で 気になるシューズをトライアル!
10月31日(土)、東京は有明にある東京臨海広域防災公園で開催された「シューズトライアル2020」。イベント当日は青い空が広がる秋晴れとなり、会場には11ブランドが最新シューズを並べ、自由に試走することができました。
試走の場所となった公園内には広大な芝生を囲むようにランニングエリアが設けられ、全国から参加したランニングファンたちが自分のスタイルに合わせたスピードで気になるシューズを楽しんでいました。
今回、このイベントに参加した理由は、普段から気になっていた「サッカニー」のフラッグシップシューズ「エンドルフィン・プロ」が試せるということ。
サッカニーと言うブランドは、アメリカはボストンで生まれたシューズメーカーで、最近では東京オリンピックへの参加をかけたアメリカのマラソンオリンピックトライアルで2位を獲得したモーリー・ザイデル選手が履いたことで一躍脚光を浴びました。
サッカニーの中で史上最速のランニングシューズとして話題の「エンドルフィン・プロ」は、軽量かつ最上級のフィット感があり、軽量かつ耐久性に優れるカーボンプレートと最上限のエネルギーを最大限にリターンしてくれるRWR RUN構造が大きな特徴。
私のランニング仲間でも話に出ることが多く、このチャンスを活かしてその実力を試してみたいというのが本音です(笑)
サブ3、サブ3.5を目指す本気のランナーにおすすめ!
数あるブースの中で最も力を入れていたサッカニーのブースへとお邪魔して、早速「エンドルフィン・プロ」を試してみました。
ホワイトのアッパーにサッカニーのアイコンを描いたラインが入り、ソール部分のグリーンが爽やかな印象を与えます。履いた瞬間「これはタダ者ではない」と予感させるのが絶妙なフィット感。
インソールが少し硬いようにも感じますが、サイド部分が包み込むように密着してくれるので安心感があります。
最近のランニングシューズは軽さを重視していことも多いようですが、エンドルフィン・プロも軽さが際立っていました。
芝生エリアで軽い準備運動を始めてみると、シューズの密着感が心地よく「これから走るぞ」という気分を高めてくれます。この高揚感はランニングにとってとても重要なもので、モチベーションのアップはタイムにも直結する重要なファクターになりますからね。
サッカニーのブースにはエンドルフィン・プロを始め、シフト、スピードが用意され、ランニングファンからの熱い要望に応えていた。
コースへと出て軽いランニング。体が温まったところで普段のスピードで走ってみると、サッカニーの長距離ランに対する熱い思いが伝わってきました。
このエンドルフィン・プロは「プロ」の名前の通り、本格的にランニングを追求する人のために開発されたもので、クルマでいえばレーシングカーみたいな存在。余計なものを削ぎ落としてタイムを徹底的に追求するシャープさがあり、個人的には“サブ3”、“サブ3.5”を目指す本格的なランナー向けだと感じました。
走り方としてはフォアフットかミッドフットで走る人に向いているのではいでしょうか。逆にランニングを趣味として楽しみたい、有酸素運動としてランニングをしている人にはエンドフィン・シリーズの「シフト」、サブ4を目指している人には「スピード」をおすすめします。
走ってみた印象はカーボンの反発力が接地した後の蹴りだしをサポートしてくれ、足の動きをバネが押し出してくれるようなイメージです。
ランニング時のクッション性は十分に確保され、路面からの衝撃を上手に吸収してくれるのでとっても快適。でも、柔らかすぎてソールが歪むようなこともなくシャープさが際立っていました。
エンドルフィン・プロは自分のベストタイムを更新できそうな期待感を持たせてくれる素晴らしいランニングシューズであることは間違いありません。もし、シューズ選びで悩んでいるランナーがいるならば、一度、試してみることをお勧めします。
唯一、残念に思えたポイントがひとつ。それは“カラーバリエーション”が少ないこと。これだけ性能に優れたシューズなのですから、もう少しカラバリを増やして欲しい。特にレディースモデルには蛍光色やポップな色合いのモデルがあれば、上級ランナーであっても走る楽しさ、履く楽しさがもっとアップすると思います。
最後にエンドルフィン・プロは生産量が少なく、前回の販売では2分でオンライン分が完売してしまったとのこと。サッカニーを取り扱っているABCマートでは、今回の生産分に関しては既に予約が開始されているので、気になる人は早めにABCマートのオンラインストアーにアクセスすることをおすすめします。
問い合わせ先:ABCマート オンラインストア